会社の仕事で確認したい情報(書籍)があったのですが、地元の図書館になかったので…
人生で初めて
『国立国会図書館(東京本館)』へ行ってきました(^v^*)
調べ物オンリーだったのであちこち館内は見て回れなかったんですが、建物も素敵で次に行くときはもうちょっとゆっくり行こう…っておもいます。
国立国会図書館とは?
そもそも国会図書館、同人誌もあるらしい…とか、日本で発行された本はすべて納められているから調べ物はなんでもある!っていうぐらいのふわっとした知識しかなかったいぬまる。改めて調べてみました。
国立国会図書館は、国会に属する唯一の国立の図書館です。国会法第130条の規定に基づき、国立国会図書館法により設置されています。
国立国会図書館:国立国会図書館についてより
「議員の調査研究に資するため、別に定める法律により、国会に国立国会図書館を置く。」
(国会法 第130条)
伊達に名前に「国会」ってついてません!
国会に属する図書館…!! For 議員調査研究!
「国会活動の補佐」のほか、「資料・情報の収集・保存」、「情報資源の利用提供」という役割も担っていて、その「情報資源の利用提供」というところで所蔵資料の閲覧や複写をすることができます~!
ちなみにいぬまるがふわっと持っていた「本はすべて収集されている」っていうのは納本制度というものでした。
「納本制度」とは、図書等の出版物をその国の責任ある公的機関に納入することを発行者等に義務づける制度のことです。わが国では、国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。
納本された出版物は、現在と未来の読者のために、国民共有の文化的資産として永く保存され、日本国民の知的活動の記録として後世に継承されます。
国立国会図書館:納本制度についてより
毎年増えていく本、どうやって保管していくのかも気になるところ…!!本だけじゃなくて、電子書籍・電子雑誌やWEBサイトも収集してるらしい…!!
国立国会図書館公式サイト
来館予約&抽選
この国立国会図書館、誰でも入れるのかな~とおもったんですが、新型コロナの影響で入場には人数制限がかかっていて、事前申し込み&抽選制でした(入館資格は満18歳以上!)
入館までの流れ
- 1.利用者IDを作成(国立国会図書館オンラインから新規利用者登録)
- 2.利用書IDで東京本館抽選申し込みフォームから申し込み
- 3.抽選結果(当選)受領
- 4.【当日】国立国会図書館新館の利用者登録カウンターで手続&入館証発行(検温あり)
- 5.【当日】荷物を預ける(持込できるのはビニール袋にはいるもの)
- 6.【当日】入館証でイーン!
申し込み前には最初国会図書館オンラインの利用者IDが必要だったりして、ああ…なぜこんな仕様にっておもうこともあるけど(わかりにくい…!)無事にアカウント発行完了。
抽選などはこちらから▽
抽選あたるかな~ってどきどきしたけど、無事に当選できました!よかった~
イザ、国立国会図書館東京本館へ
千代田線の国会議事堂駅から徒歩~!
相変わらず警官があちこちにいらっしゃいます。土曜日にお邪魔したけど、日本の中心は休んでないってことだよね。警官をみると悪いことしてないのにどきどきしちゃう…(w)
国会議事堂の横を取ります~!!写真撮ってよいか近くの警察官のおにいさんに恐る恐るきいたら、めちゃくちゃ優しくOKいただきました。
柵がじゃま…っておもったんですが、警察官のおにーさんに柵のなかに手をいれると警備システムが反応しちゃうからNGですよ~ってことだったので柵ナシの写真はあきらめました。残念!
ちなみに東京都出身のイヌタ氏は小学校の課外授業で国会議事堂見学があるらしい…すごいな…!!さすが都民!!
てくてく歩くと見えてくるのがこちら
国立国会図書館!
大学の校舎っぽいな~っておもったんですが、中はモダンな石造りでした~!(写真は一切NGなので、写真ナシ)
新館に移動して利用者手続き。検温をして利用手続きの申請書を書いて(オンラインIDもそこで記載)利用者カードを発行してもらうんですが、ほとんど待つことなく、発行してもらうことができました。
抽選で当選する必要はあるけど、当選できればこのカードで国会図書館へ入館できます~嬉しい~!!文献とか専門書とか、ここにない本はなさそう(自分の仕事の範囲では)。だから、今後もちょこちょこお邪魔したいところ!
書籍検索閲覧
区立図書館と違って1階にずらっと並んでいたのはたくさんのデスクトップタイプのパソコン端末。利用者を絞っているせいか、混雑はほとんどなく、どこかしら検索の端末が使えます。
カードリーダーに利用者カードを読み込ませて、PC端末から国会図書館オンラインにアクセスをして調べ物開始です!!
キーワードや書籍名で検索でずら~っと検索結果が出てきます。絞りこんで該当書籍の閲覧を申請。同時に閲覧できる冊数が決まってます。今回、わたしが必要だったのは学会発酵の雑誌5冊程度だったので問題なし(図書3点、雑誌10点まで同時に閲覧できるらしいです)
PCからオーダーして15分ほどで、貸出カウンターで本を受け取り閲覧することができます~持ち出しはできない雑誌だったので、該当部分をピックアップします~
複写オーダー
ピックアップした書籍はモノクロ、カラーは有料で複写してもらえます。
セルフコピーではなくスタッフさんに依頼。申請書に記載して、該当ページにしおりを挟んで提出すると、20分ほどでコピーをいただけました。モノクロはA4サイズ、1ページ26円(後払い)。
著作権法などによって本は一冊まるっとコピーできません。それから、1人1日あたりのページ数制限があったり、新刊はコピーできないというルールもあります。図書館で読んでまとめてもよかったけど、メモとかあとあと必要になるのでコピーしてもらいました~全部で25枚ぐらい。
喫茶室
新型コロナの影響で一部食堂はクローズしてますが、館内には2箇所、喫茶室があいてました!本館の方へ行ったんですが、めちゃくちゃメニューのお値段もお安い~~しっかりしたボリューム(そして美味しい)で650円とか…!!永田町では…?!っておもったけど、利益は求めてないだろうねぇ、国の施設だもの。
14時少し前で定食メニューはほぼ売り切れ。カレーが2つだけ残っていて、われわれがオーダーして完売でした!よかった~!!!
国立国会図書館アクセス
〒100-8924千代田区永田町1-10-1
・東京メトロ有楽町線「永田町駅」2番出口から徒歩約5分
・東京メトロ半蔵門線・南北線「永田町駅」3番出口から徒歩約8分
・東京メトロ千代田線「国会議事堂前駅」1番出口から徒歩約12分
開館日・利用時間はこちら▽
また研究支援オンラインサービスもあるので、うまくそちらも利用させていただきながら、専門性の高い調べ物でお邪魔したいな~
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