江戸東京博物館で江戸~現代体験
秋だからどっか都内お散歩しよ~ってところで、江戸文化に触れたい気持ちが高まりまして、
以前から気になってた両国にある博物館『江戸東京博物館』へお邪魔してきました。
最近よくテレビCМで観る女優さんを使った地下鉄風に言うなら…
江戸東京博物館。
そこは、『江戸』だけじゃなくて、
近代~現代まで、
『東京』をたどることができる博物館でした。
人が多くて(といっても上野の美術館群ほどじゃないけど)、展示物ちょいちょい見なエリアもあったんで、本気で行ったら半日は余裕でいれる感じ(イヌタ氏と二人で3時間ぐらいの滞在でした)
博物館内は、基本的には撮影OK(notフラッシュ)。場所によってはフラッシュOKだったので、あちこち撮ってきた写真を観ながら振り返りたいと思います~
江戸東京博物館 基本情報
まずは基本情報から。
江戸東京博物館って?
『江戸東京博物館』は、
江戸東京の歴史と文化を振り返り、
未来の東京を考える
をテーマに平成5年(1993年)に開かれた、わりと新しめの博物館です(私より若いw)。高倉式をイメージした建造物です。
エレベーターで上がる感じが、東京ビックサイトの会議等に似てる~。
ちなみに。
『江戸東京博物館』のお隣は『両国国技館』です!
個人的に、
両国国技館でお相撲、人生で一回は観てみたい。
国技だもんね!!リアルで観てみたいんで、やりたいことリストに追加。
(同じ理由で富士山にも人生で一度は登りたい)
チケット売り場
江戸東京博物館の3階にあるチケット売り場。1階にもあります。
お値段は、大人600円。小学生以下は無料。中高生は300円。中高生以外の学生さんは480円と良心的なお値段。
再入場
常設展・常設展フロアでやっている企画展であれば、チケット提示で再入場できます(来館日に限る)
1回限りだけど、近くにある『すみだ北斎美術館』のチケットで2割引きになります~同じく『江戸東京博物館』入場チケット提示で『すみだ北斎美術館』チケット2割引き。今度行こーっと。
すみだ北斎美術館ホームページ →★
営業時間・休館日
営業時間:9:30~17:30
休館日:月曜日、年末年始
展示フロアへ
常設展示エリアへエレベーターでドナドナ…運ばれます。
宇宙船っぽい感じ。まぁ、博物館の中は入ったら江戸時代へタイムトリップ~~だけどね。
イザ、江戸東京博物館!
チケットのQRコードを読み取ってもらって入った先。
目の前に広がる江戸の世界に、声を上げるの巻。
右にあるのが当時の日本橋。1/1スケールで再現してる模様!
ガイドさんをお願いしたいところだったんですが、人が集まるのに時間がかかりそうなんで、今回はナシで、フリーダムに観て回ることに。
再現された日本橋、歩くとちょっとミシミシ。当時はどんな感じだったのかなぁ…匂いも音も気になる…
日本橋を区切りに左手は江戸文化エリア。
右手はモダンエリアな模様。
ミニチュア:江戸ゾーン
日本橋を渡り切ったところで、広がるのがミニチュアで再現された江戸の街。
まずは江戸庶民の街。寛永の町人地(縮尺1/30)
メイン通りの両サイドに商店、裏側に町人のお家なのかな…。
寛永の大名屋敷(松平忠昌邸)。これも町人の街と同じ1/30の縮尺。
同じ縮尺なのに大きさが全く違う…
どれだけ大名がすごかったか、って話よね…
江戸城本丸のミニュチュアも。
大広間・松の廊下・白書院が再現されてます。廊下で一番有名だとおもう『松の廊下』。赤穂浪士のお話でよく耳にするあの廊下です。
松の廊下が体験できるコーナーもアリ。しっかり歩かせていただきました。
うつけもの~とかやりたかったけど、たくさん人がいたので妄想だけw
大名や旗本についての解説、武具や食器、家系図、御紋、お輿などの展示も。
水戸藩の水戸光圀公はチェックしたよね、茨城県民としては(いやもっとすべきところはたくさんあるw)
展示物:江戸時代の生活
6階のフロアからエスカレーターで下がれば、町人の生活が再現されたエリア。
体験コーナーも火事の時のまといをぐるぐるできたり、肩で担く魚売りとかあります。
版画の工程も展示されてます
三井越後屋さんの看板。
越後屋さんっていうとね…ついつい「おぬしも悪よのぅ…」ごっこしちゃうよねw
お祭り紹介エリアには、神田祭の山車。これは神田須田町のものを復元した模様。
そうだ2019年、来年は神田祭がある年。絶対、観に行くっ!!
チェックしたら神田祭、特設サイトできてました。今から来年の5月が楽しみッ!!
江戸時代のお着物も展示されてます。
刺繍とかめっちゃ手がこんでる…いいモノは残るんだなァ…しみじみと感動…
このお着物は江戸時代末期(1842~67年)の物。
えーとざっくり計算で180年前のお着物…!!友禅染の小袖。町人女性が着用した衣装。武家女性が着用したものにくらべ、町人女性の友禅染のお着物は、仕立てなおされることがおおいので、現存数がきわめて少ないんだとか…!!もみじの部分、刺繍なんです…一縫い一縫いが機械みたいに同じで…素敵な景色でしたーうっとり…
江戸といえば~~~な歌舞伎!中村屋さんの芝居小屋を再現した模様。
市川団十郎!!ヨッ!!ナリタヤッ!
展示物:江戸から東京へ(近代~現代)
江戸時代のゾーンを見終えたところ、日本橋の下をくぐれば、東京ゾーン。
近代から現代まで、東京の移り変わりがぎゅーーーーーっと凝縮されてますw
はいからさんが通るでお馴染みの自転車。
タイヤはゴムじゃなくて木なので、運転めっちゃ難しそう…そして、飛ぶとお尻が痛そう…
三輪車、人力車もあり。
文明開化の音が聞こえる~~~
ランプキレイ~~!!!江戸と西洋の融合の時、すごく懐かしくほっとするのは何故なのか…
東京御茶ノ水にあるニコライ堂(今はちょっと違う御姿です)
日本で初めての電動のエレベーター、浅草・凌雲閣のミニチュア。
停まっていることがおおかったらしく、人を呼ぶために階段に美人さんの写真を貼っていたっていうエピソードに唸りました。
芥川龍之介『馬の脚』の原稿。
本物???レプリカなのか??いずれにせよ、味のある筆跡です。
絵画や看板も。
今、この車が走ってたらずっと観ちゃうなぁ…素敵…
信号機↑と給油機↓。レトロなものがたくさんあってじっくり見てしまった…
一気に明治~大正~昭和までぎゅーっと陳列。
三種の神器。
東京オリンピック時代の車。これまた可愛い…
平成、ザ・現代。
高校生の制服も展示されてたけど、最後はメイドさんが全部もってったよねw
東京を歌った曲も一覧になってます。
鼠先輩!!!
ケツメイシ『東京』はずっと聞いてたなー
今は東方神起、JYJの5人にどっぷりなんですけれども。
好きになる前は、ゆずっこだったんですが、ケツメイシも好きで、ちょいちょいライブに行ってたなぁ…
嗚呼、懐かしい…
展示物:勾玉
常設展のエリアでテーマ展示もあり。この展示は別料金かからずに見ることができます~
期間:2018年10月23日(火)〜12月09日(日)
タイトル:玉-古代を彩る至宝-
素敵な勾玉と埴輪さんたちがいます(これも基本的に写真OK。NGなのも一部あり)
向かえてくれた埴輪さん。ちょっと『はに丸』を思い出しました。お邪魔します~~
勾玉、綺麗だよねぇ…いろんな素材だったり、どうやって伝播していったのか…とか説明あります。
百済に渡った勾玉も。
古墳時代中期。大原遺跡という遺跡の2号工房復元模型。
作ってる風景、今の会社とそう変わらないねw
同じく埴輪さんたち。
観ながらちょっと作ったときのあれこれ想像。
モデルになった女性が私の鼻はもっと高い!とか髪型はこうして、とか、言ってたのかしら。
常時展示、企画展は以上!
和食・甘味処 桜茶寮(さくらさりょう)
足もつかれた…お腹すいた―ってんで、同じ建物の中。一番上の階にある甘味所『桜茶寮』さんへ
入口のふくろう?(ウサギじゃないとおもう)もまた可愛い…!!
クリームあんみつをオーダー。
スカイツリーは反対側なので、見れなかったけど、両国国技館を観ながらのんびり。
3階に降りてきて見えたスカイツリー。
江戸東京博物館、江戸から今の東京まで。ぎゅーっと凝縮されてる博物館でした。海外の方も多くて、江戸文化のところ、目をキラキラして観ていてちょっと嬉しかったなぁ…
今度は近くのすみだ北斎美術館にもお邪魔したいな~~~
江戸東京博物館:アクセス
JR総武線『両国駅』西口から徒歩3分。都営地下鉄大江戸線『両国駅』A4出口からは徒歩1分という近さ。
近くに両国国技館もあるので、浅草&スカイツリーと一緒に遊ぶのでもいいかな~…足が疲れるだろうから、ちょっと欲張りすぎかなぁ…
大江戸線『両国駅』A4出口の手前にあった看板。
中央の日本橋を隔てて、江戸エリア(左側)と近代/現代(右側)のイメージ図。
A4出口を出て右へ。
振り返れば奴が…いえ、『江戸東京博物館』がいます
駅からすぐ。わかりやすい建物なので、見つけられない!ってことにはなりませぬ。
明日からは再び秩父旅振り返りに戻りたいと思います~
お付き合いありがとうございました!!
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