秩父神社さん de ちちんぶいぶい~
趣味友達と一泊二日でのんびり秩父たび。『ナチュラルファームシティ農園ホテル』さんの温泉&美味しいご飯で軽くなった体で二日目の観光に出発!
朝9時前から精力的にアチコチしたんですが、まずは秩父三社の1つ、『秩父神社』さんへ。
「秩父夜祭」は秩父神社の例祭
まずは秩父夜祭と秩父神社さんの関係から
世界文化遺産に登録されている「秩父夜祭」は、
秩父神社の例祭でございます。
秩父神社からいただいたリーフレットから抜粋。
秩父夜祭は、動く陽明門とも讃えられている6台の笠鉾・屋台の曳行と豪華な打ち上げ花火の競演など、毎年20万人以上の人出が見込まれる例祭です。
川越在住のSちゃん曰く、川越でやっているお祭りは、日程を土日とか人が来やすいように日程ずらしたりするけど、秩父夜祭は曜日関係なく日付なんだよね~ちちぶはぶれないんだよね~って教えてくれました。
調べてみると
秩父夜祭は、12月2日(宵祭)・3日(大祭)の2日間
の固定の模様。
テレビニュースとか父母が10年ぐらい前にいったバス旅の感想で、秩父夜祭は冬のお祭りっぽいな~っておもってたんですが、12月頭でした。
数年のうちにいきたいな~。ってことで、行きたい旅行先リストにメモりました。
秩父神社さんのゆるキャラ…?!
さて、ホテルから出発して10分ほどで秩父神社の駐車場に到着。
お邪魔したのは平日の9時ちょいすぎだったので、駐車場もすんなり。
(駐車場は無料駐車場で、参集殿の回りに50台ほど停ることができます)
駐車場から歩道へでて数歩。
足を止めたいぬまる。視線は看板に釘づけ。
はい、その視線のさきはこちら!!
看板のど真中にいる子。
やだ、この子、メンコイ…(*´°`*)(*´°`*)
フクロウっぽいけど二本の耳があるからウサギも入ってるんかな??しばしニヤニヤと不審者になってました。
(実は、いぬまる…ゆるきゃらスキーです)
秩父神社さんと梟は何かしら強いつながりがあってフクロウをデフォルメしてこのキャラクター作ったのかな~さすが、あの花の聖地!
とか思ったんですけれども。
その予想は見事に外れました。ゆるキャラじゃございませんでした。答えは後程w
ご由緒
まずは、秩父神社さんのご由緒から。
秩父神社のご創建は、平安初期の典籍『先代旧事紀-国造本紀-』によれば、第十代崇神天皇の御代に知知夫国の初代国造に任命された八意思兼命の十世の子孫である知知夫彦命が、祖神をお祀りしたことに始まるとされており、武蔵国成立以前より栄えた知知夫国の総鎮守として現在に至っています。
(秩父神社ホームページより)
御祭神
- 八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
政治・学問・工業・開運の祖神 - 知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)
秩父地方開拓の祖神 - 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
北辰妙見として鎌倉時代に合祀 - 秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう)
昭和天皇の弟宮様、昭和28年に合祀
秩父神社のホームページを読むと、「秩父夜祭」は秩父の神さまとか学問の神様にちなんで、ではなく。奉られている「天之御中主神(北辰妙見)様」にちなんだ祭礼で、旧暦11月3日に行われていたものが、明治の改暦によって12月3日となり、現在に至ったんだとか。なるほど。
そうなると秩父夜祭の笠鉾・屋台には、「天之御中主神(北辰妙見)様」の形のものもあるのかな?気になるところ。
秩父神社さん:鳥居&狛犬
鳥居から境内に入る前に秩父神社の狛犬さん。
阿形さんから。隆々とした胸元…お強そう…包容力もありそうな感じ。
こちらは吽形さん。
阿形さんと対のはずなのに、吽形さんのほうが苔むし率が高そう…背後に樹木があるから???
秩父神社さん境内へ
秩父神社さんの境内全体はこんな感じ。
本殿まで誰もおらず、われわれ二人の貸切でした。
旅の安全いろいろ、しっかり参拝させていただきました。
ちなみに、こちらの本殿。
天正20年(1592年)9月に徳川家康公が社領57石を寄進し、代官である成瀬吉右衛門に建造させたものと伝えられ、権現造りの美しさは県下でも代表的なものと言われます。
徳川家康公が寄進して建造させたもの (゚ロ゚ノ)ノ
家康公って言われると、おぉ、っておもっちゃうミーハー者です。
そして、この社殿の回りには、たくさんの動物の彫刻がいます(○´v`○)ノ☆
こちらの4つが有名なんですが、ちょーーーどいいタイミングで補修工事がはじまっていて見れないものもありました…次にお邪魔したときに確認したいところ。
- 虎
- 猿
- 龍
- 梟
1.虎:子宝 子育ての虎―左甚五郎作―
虎の彫刻が4面あるんですが、特に拝見すべきは拝殿正面左より二つ目。
子虎とたわむれる「子宝 子育ての虎」の彫刻は、「名工 左甚五郎(日光東照宮の眠り猫彫師)」が家康公の威厳とご祭神を守護する神使として彫ったものなんだとか。
家康公は、寅年寅月寅刻のうまれなんですって、知らなかった!神がかってる…っておもったけど、もうとっくの昔に神格化されておりました…。
2.猿:お元気三猿
残念ながら補修工事中……お猿さんみれーず…。
徳川家縁りの日光東照宮の「見ざる聞かざる言わざる」とは真逆で、秩父神社の三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」お元気三猿とよばれてるらしいです(日光に対抗したのかしら…??)
観れなかったんですけれども。
参集殿の駐車場へ戻るところで、お元気三猿(よく見て・よく効いて・良く話す)の銅像を発見!こんな感じだったのだと妄想。
3.龍:つなぎの龍―左甚五郎作―
神社さんには龍のモチーフ多いけど、この龍の彫り物には「つなぎの龍」という名前がついてます。
その昔、秩父観音霊場札所十五番である少林寺の近くの天ヶ池に住みついた龍があばれた際には、必ずこの彫刻の下に水溜りができていたことから、この彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ、その後、龍は現れなくなったという不思議な伝説が伝わっています。この彫刻こそ、伝説に語られた「つなぎの龍」の姿です。
つなぎの龍の彫刻も、「名工 左甚五郎」が社殿彫刻に施したといわれているようです。
鎖も見えるんだけど、写真のズームアップがいまいち…こういうときちゃんとしたカメラを買って勉強したいなぁ…(Udemyの写真講座まだ聞けてない…TT)
4.梟:北辰の梟
北側の中央に彫刻された梟さん。体は正面のご本殿に向いてき、頭は正反対の真北を向いて昼夜を問わずご祭神をお守りしているんだとか…。
ん?
おぉ??
この子だったわw 結構彫刻に忠実に描かれてる感じ。500年くらいまえから、いらっしゃった梟でした。
ちなみに…とホームページの説明に付け加えられているのがこちら
秩父神社のご祭神である妙見様。北極星を中心とした北辰北斗の信仰であり、この梟の見ている方角に妙見様が出現することからも、ご祭神と特に縁りの深い瑞鳥であると考えられます。
500年前からいるだけじゃなくて、御祭神とも縁が深いお鳥でした。
秩父神社さんが最近作ったゆるキャラとおもったら…
御祭神を守りしている梟さんだった件
着ぐるみ作ったら可愛いんじゃないかな~なんておもったりしてゴメンナサイ…(。-人-。)
番外:御本殿正面
葵の御紋が御拝殿のところにあります。
あと中央で、梁を支える方がいらっしゃってそれも何かの御利益だったんですが…思い出せない…社務所のところに書いてあったんだけど覚えてない…なにかの災い除けだった気もするし…もやもや(´*ω*`)
次にお邪魔するときはしっかり確認してこよ…
御神木:大銀杏
御神木の大銀杏で樹齢は400年以上なんだとか。昭和40年台の大きな台風で被害が出たようで、今もその時の傷あとがみてわかります…樹木医さんががんばったんだろうなぁ…
この下には小川が流れていて、水占い(占いの紙を浮かべると文字が浮かび上がってくるおみくじ)ができます~恋占いは「吉」だったかな。
御朱印
そして御朱印も頂いてまいりました!
秩父のバランスにきゅんとします。
秩父夜祭の時は、妙見様の特別な御朱印をいただけるようです。
秩父神社さんアクセス
西武秩父線西武秩父駅からは徒歩15分、秩父鉄道秩父駅より徒歩3分。無料の駐車場は50台。秩父夜祭のときは停められないとおもうけど(そもそもあのあたりは車両進入禁止になるんじゃないかな…)普段は停めやすいんじゃないな~
道挟んだ向こうに「あの花」ポップを発見(写真撮れ~ず)。ここの秩父神社も聖地の1つだったんだね!
以上、秩父神社さんの振り返りでした。次は和同開珎のゆかりの地へGO!です。
お付き合いありがとうございました~!
それでは、ちちんぶいぶい~~!!!(毎回秩父旅の時は言いたいから言っちゃうw)
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