三峯神社さん de ちちんぶいぶい~
一泊二日で趣味友達Sちゃんと女子二人のんびり癒し秩父旅。
まずはずーーーーーーーーーーーっと行きたかった三峯神社さんへ参拝。そこから振り返り始めたいと思います。
雨にけぶる三峯神社 ご眷属おいぬさまも優しいような…
この旅、真っ先にお邪魔したのは…
三峯神社さん
でございます!
この『三峯神社』は、毎月1日にだけ頒布されている『白い氣のお守り』がとっても有名な神社さんです。
※『白い氣のお守り』は今年(2018年6月)から配布休止中。
こちらの神社さん、個人的にとってもお邪魔したかった神社さんでした。
実は今年に入って二回ほど、別の友人と三峯神社さんに隣接している宿泊施設『興雲閣』を予約していたんです。
が。
あれこれな事情でお邪魔できず…今年はご縁がないのかな~ってちょっとあきらめておったんですが…
今回9月のこのタイミングでようやっと!お邪魔できました。
『興雲閣』さんにはお泊りできなかったけど、お邪魔だけでありがたく(*゚´∀`゚)
当日は霧雨の中での参拝になったんですが、神秘的で謙虚な気持ちと温かさをおすそ分けいただけました。
御由緒&御祭神
まずはご由緒と御祭神から
当社の由緒は古く、景行天皇が、国を平和になさろうと、皇子日本武尊を東国に遣わされた折、尊は甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向われる途中当山に登られました。
尊は当地の山川が清く美しい様子をご覧になり、その昔伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)が我が国をお生みになられたことをおしのびになって、当山にお宮を造営し二神をお祀りになり、この国が永遠に平和であることを祈られました。これが当社の創まりであります。(三峯神社ホームページより)
御祭神
・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
・伊弉册尊(いざなみのみこと)
そして、三峯神社さんのお使いなのですが、
「オオカミ」さんです。
その昔、日本武尊の道案内をして、その勇猛、忠実さから、使い神に定められたと伝えられてるんだとか。お使いなので、三峯神社さんの敷地の中、あちこちでカッコいい彼らを目にしました
(※もちろん、リアルに非ず)
ブログ友達からも「あのあたりにはニホンオオカミの伝説があって神秘な土地」と教えてもらいました。絶滅しちゃったと言われているニホンオオカミ…神さまの庇護の元、どこかで存えてたりして…なんておもうだけで壮大なロマン…!!
三峰山全体
三峯神社がある三峰山。概略がわかる全体図が登り口にありました。
神社の駐車場からはゆるやかな山道を進み拝殿までは15分ぐらい。われわれは途中あちこち立ち寄ったんで、我々は30分ぐらいかかっちゃったけどw
奥宮にも行けるのですが、今回は霧雨で道が心配…ってことで見送り。次回参拝の時はお邪魔しよう。そうしよう。
参道の道沿いの両側に植えられている杉に靄がかかって、とっても静かで、幻想的。
小雨というか霧雨だったので、傘が役に立たず…orn
友達が私の分もウィンドウブレーカーを持ってきてくれていて、濡れずに、あったかく参拝することができました。(ありがとう、Sちゃん!)
山の上にある神社さんのときは、
ウィンドブレーカーを用意しよう…
って、数年前にお邪魔した玉置神社さんでも思ったのを思い出したよね…
▼玉置神社さんにお邪魔した時のエントリー
三ツ鳥居&参道
ゆるいアスファルトの道を進むと見えてきた三ツ鳥居。
三ツ鳥居…どこかできいたことがある…とおもったら、奈良の「大神神社(おおみわじんじゃ)」さんが有名のようです(大神神社さんの三ツ鳥居は直接見れないんだけど)
▼大神神社さんにお邪魔したときのエントリー記事
そして、鳥居の両サイドをお守りしているのは狛犬さんたちではなくお使いの「オオカミ」さんたち。
オオカミさんもちゃんとお口は「阿形」「吽形」になってます。
こちらのペアはしゅっとスリムボディ!鼻先がカッコいい。
背中がまた凛々しい。
こちらは「吽形」側。カッコいい…個人的には「吽形」さんのほうが好みです。
(この三ツ鳥居で1日の「白い氣守」の整理券が配布されていたからか、吽形のオオカミさんの後ろ、鳥居のところに立て看板がありました)
鳥居をくぐり参道へ。
石碑がずらっと並んでるんですが、驚くほどに大きい…進撃の巨人の世界かな、ってちょっと思ったよね…
写真でみるとわかりずらいんですが伝統よりも大きな石碑だと思っていただくとわかりやすいかな?
そして、空間が開けたところ。
ふと視線をやったらいらっしゃいました。
オオカミさん(※リアルに非ずパート2)
わかるかな…??
真ん中あたり…
ズームアップ!!!
木株の右側、もっこりしてるだけなんですけれども。
オオカミが寝ている背後の姿に見えたんでした…もののけ姫の犬神さまにも見えるじゃない(そういうの見つけて妄想するのスキーですw)
これは…!!って目を<●><●>ってしてしちゃったよねw
日本武尊(ヤマトタケル)銅像
オオカミだわ~としみじみしていたところで、なんだか呼ばれた気がして仰ぎ見たところ…。
ん?
誰がいる??
知り合いはここにはいないはず…
っておもったら。
三峯神社を作られた「日本武尊(ヤマトタケル)」のどでかい銅像がございました!!
真中ぐらいになんとなく「やぁ」としている人影(銅像の影)、見えるかな…
ちょっと腰を悪くしていたSちゃん。銅像はちょっと小高い丘の上…銅像、観にいっても行ってもいいかしら?と聞いたら「どうぞう」とオッケーを貰ったので、お邪魔してご挨拶してまいりました。(いいたくなる親父ギャグってありますよね)
リアルに動いてきたらどうしよう…進撃の巨人の世界再び…なんて思ったんですが、当然動くこともなくw
回りにはたくさんの歌が描かれた(あ、もちろん東方神起の歌ってわけじゃなくて、俳句とか短歌とかのほうです)石碑があったんですが、苔むしてて文字が読めないものも多く、歴史を感じました。
随身門(ずいしんもん)
三峯神社のこの随身門は寛政4年(1792年)再建されたものを、昭和40年(1965年)春に改修されてます。前回の改修から50年以上が立ってるわけなんですけれども、まったくそんな感じがしませんでした。
時が止まってるみたいな印象。
霧雨だったんですが、日曜ということもあり人が多かったんですが…タイミングよく人払いをいただけたようで…しばらくSちゃんと二人で鑑賞…
贅沢な時間でした。
この随神門、両サイドにも狛犬さんのポジションにおおかみさん、いらっしゃいます。
笑っている見えるのはわたしだけ?
三ツ鳥居さんのオオカミさんよりもどっしり優しい感じ。
なんせ三度目の正直でお邪魔できてる神社さんなので、わたしはなんだか緊張していたようなんですが。このオオカミさんが緊張を解してくれた気がしたのです。
雨も優しい感じで、気持ちも落ち着きました。
阿吽のおおかみさんたちの正面から、背後から、お写真いただきました。
随神門の細工はとっても鮮やか!塗り直ししてるのかなぁ…
神域にはいり霧雨も落ち着いてきたかなーとおもったところで、再びおおかみさん。
見守ってくれております~
落ちたら危ないもんね…(>_<)
拝殿
随神門から数分で拝殿が見えてきました。
左側通行。
静かな空間。
そして両サイドにはお使いのおおかみさん。こちらにも控えてらっしゃいます。
手水舎には、華やかな彫り物!龍がたくさん。
どどんと見守ってくださいます。悪いことしたらばくり、ってされちゃうな…
そして拝殿。しっかりと謙虚な気持ちで参拝させていただきました。
拝殿詳細
寛政12年(1800年)建立。昭和37年(1962年)改修。
正面に掲げた大額は有栖川宮一品親王殿下の御染筆になります。 内部の格天井には奥秩父の花木百数十種が画かれ、左右脇障子に竹林七賢人の透彫があり重厚な雰囲気を感じさせます。(三峯神社さんホームページ)
Wikiによると有栖川宮一品親王殿下は、明治・幕末の日本の皇族のお一人(有栖川宮家は歌道・書道が家学)
本殿詳細
寛文元年(1661)11月、中興第六代龍誉法印が、願主となって造営した一間社春日造りの建物です。石積みの基壇上に立ち、正面と両側に縁を回し、公欄を付け、屋根は銅板葺きで、総体的に木割が太く堂々とした風格を備えています。
また全体に漆が塗られ、斗組・虹梁・柱頭などには極彩色が施された美麗な本殿であります。
拝殿の後ろに本殿はあって、一般人は立ち入ることができません。そとから拝見すると銅版葺きで質素な感じなのかなぁ~っておもったんですが、中は極彩色な本殿とのこと。拝殿から想像するにとっても華やかなんだろうなぁ…
御神木
そして、拝殿の階段を挟んだ両サイドに御神木として大きな杉の木が植えられてます。鎌倉時代に奉献されたということで、樹齢800年。
神木より発する「氣」活力そのものということで、木肌に手を付けてしっかり「氣」をいただいてまいりました!
木肌、とっても温かくておどろき!ぽかぽかと優しい感じの温かみ。霧雨の中、気温も低かったんですが、ひなたぼっこしてるチノ(実家にいたのはチノという白猫)の毛並みたいにあったかかくてほんわか(o´▽`o) しばらくあったかみが残ってました。
えんむすびの木
本殿からあちこちお散歩!
人が流れていく方へ少し歩いて行くとえんむすびの木がありました。違う種類の木が抱きあって1本の木の様です。
お仮屋
三峯神社のお使いオオカミさん……大口真神(お使い神、お犬さま)のお宮です。拝殿よりも急な階段でちょっと試されてる感あり。足腰が若干、ぶるってましたが、負けぬ…!!とあがりました(階段じゃなくて、こちらの鳥居の右手にあるスロープで上がることも可能です…雪の日はちょっと怖そうだけど)
ここを仮のお宮としてお祭りを行うので「お仮屋」と呼ばれているんだとか(普段は深いやっまの中にいるらしいです)
両サイドのオオカミさん。
岩がごつくて、じっと見ていると岩肌がオオカミの顔にも見えてくる謎…
猛々しい。可愛いって思ったら、睨まれちゃうやつだな…とおもいつつ、お持ってしまいました。ごめんなさい。
お犬さまはその霊力で三峯信仰の中心となり、山畑を荒らす害獣熊・猪・兎等を追い払い、家々を守護しては火防・盗賊除・諸難除の神と崇められています。(三峯神社さんホームページ)
奥宮
奥宮もあるのですが…山道で一時間半。霧雨ということもあり今回は断念。次回はお邪魔したいとおもいます。(5月3日に山開き、10月9日に山閉)
遥拝殿があるのでそちらにお邪魔したんですが、霧景色…(わかってたけどw)
御朱印
三峯神社さんの御朱印。「三」のところが好きです。
お土産
社務所とは別に、境内に売店があります。
梅酒いただいてまいりました。あらゆる災厄を祓い、開運成就を遂げられるよう祈祷された梅酒。美味しい!
Sちゃんからこの酒造会社さんは秩父で有名なところだと教えてもらいました。
そして三峯神社さんといえば…なお土産も。
オオカミさんの金太郎飴。もちろんいただいてまいりました。可愛い~~!!
ちなみにこちらの飴、舐めてると金太郎飴部分のオオカミの絵柄が早く消えちゃうし、好みの甘みでして、どんどん食べてるうちに……つまり、半日もかからずに全部食べてしまったことを反省します…orn
他にもオオカミがデフォルメされた可愛いミニだるまとかフィギィアもたくさん。次回お邪魔したらだるまさん、いただいて来ようと思います。
大島屋さんでワラジトンカツ!
2時間ほどの滞在でお腹が空いていた我々。
三ツ鳥居前にお店を構える「大島屋」さんで秩父名物の『ワラジトンカツ』いただきました!!
どんぶりのふたからはみ出ているトンカツ…!!
どーん!!
二枚のトンカツ。ワラジサイズ、両足ということで二枚のってます!
天丼のようにソースがつけられているトンカツがご飯に乗って出てきました!ごはんにもあまじょっぱいタレがしみこんでてご飯が進む~~~~~
ワラジトンカツは普通のトンカツよりも薄いので、この厚みなら二枚あっても女性でもいけるかな~友達はちょっと多いかな~ってことだったので、ご飯少な目でオーダーするのもいいかも。
私は、箸休めのおしんこやお味噌汁もしっかりいただいて完食!
ご馳走さまでした。
鳥居を眺めながらご飯できるって贅沢 (´∀`艸)
ご馳走様でした!
帰りはとってもリラ~ックス。お腹一杯で若干の眠さも襲ってきそうだったので、友達の東方神起のアルバム掛けてキャーキャーいいながらドライブでしたw
三峯神社さんへのアクセス
秩父駅からは車で1時間ぐらい。バスもあります。自分で運転する場合は、くねくね曲がりながら登っていくわけなんですが、だいたい二車線なので山の神社!って身構え無くても大丈夫かな。
「白い氣のお守り」をいただける毎月1日は激コミで渋滞がすごかったんだろうな~とおもうのは、道の途中でお手洗いの看板があちこちにでていました。渋滞でお手洗い問題は辛いもんね…
人によっては厳しい神社さんだってきくのですが、私は優しい気持ちを頂けたかな、と思います。お邪魔できてよかったです。
以上、三峯神社振り返りでした。
お付き合いありがとうございました~!
では、ちちんぶいぶい~~!!!(毎回秩父旅の時は言いたいから言っちゃう)
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