8月下旬~9月頭。新潟~山形(鶴岡~酒田)を走る観光列車『海里』に乗ってきました!海里から下車した鶴岡に一泊。旅館の窓から日本海がどどーんの望める湯野浜温泉【遊水亭いさごや】さんにお泊りしてきました!素敵な旅館だったのでメモφ(・∀・*)
湯野浜温泉
湯野浜温泉とは?
湯野浜温泉は庄内平野・鶴岡市の西部、日本海に面した海浜の温泉郷です。
【公式】山形県 湯野浜温泉観光協会オフィシャルサイト
もとの名は“亀の湯”と称され、天喜年間(1053~58年)に付近の一漁夫が海辺で温浴している亀を見て、この地に温泉が広まったという故事に由来します。そして奥州三楽郷の一つとされ、上ノ山、東山と並ぶの歓楽地として栄えました。
亀の湯!名前だけで長生きのご利益もらえそう。初めて聞く温泉地だったんですが、海沿いに旅館があって日本海を眺めながら入る温泉、最高でございました(^^)
波乗り発祥の地!
湯野浜温泉の海岸線沿いにあるこの銅像…!ハワイのワイキキに似た感じのあるなぁ~ってみてたんですが、どうやら、この湯野浜温泉のある海岸で日本で最初の波乗りを記念しての銅像でした。写真正面からしか撮るの忘れた!!横からのほうがキレイに波乗りしてるかんじだったのに…(T皿T)
ここ、湯野浜温泉はサーフィンの発祥の地!
江戸時代(1821年)、酒田の俳人が湯野浜でつけた湯治の日記の中に、「瀬のし」と呼ばれる一枚板で波乗りが行われた様子を綴った記録があります。「この辺りの12、3歳位の子供たちが10人ばかり、手に手に舟の板を持って、荒波の中へ飛び込んで沖へと乗り出して行く。(以下略)」。これが波乗りについて記録された日本最古の文献です。その後1900年になると若者たちは、板を使わず体だけで波に乗る「所謂湯野浜流波乗り」を極め、その美しさと豪快さは日本一と言われました。そして1960年の秋には、サーフィン発祥の地メモリアルカップが開催されました。
You know? 湯野浜 湯野浜の由来と歴史(湯野浜温泉観光協会HPより)
「瀬のし」は、湯野浜温泉に受け継がれてきた、ボディーボーディングのルーツ。日本で最初のサーフィンは、ここ湯野浜海岸から始まりました。
波乗りっていったら湘南のイメージがめちゃあるんですが(関東人)、発祥の地はここ湯野浜なんだねぇ…江戸時代から板一枚(瀬のし)で波乗りってめちゃハイカラだわ!
ちなみにワイキキ行ったときにみつけた波乗り銅像の写真も引っ張りだしてみた。懐かしい…!!!
日本海の海の幸たっぷりの懐石料理。日本海の夕日も楽しみな『遊水亭いさごや』
鶴岡駅から送迎のバスで20分ほど。到着した『遊水亭いさごや』さん。海沿いにどどーんと建ってます。玄関も和風な素敵な雰囲気でした。法被を着たロマンスグレーな叔父様たちにお出迎えいただきました(。>v<。)
ロビーにも池と素敵なお庭があります!
チェックイン
新型コロナ対策としてチェックインは順番に1組ずつ。準備ができるまでロビーのソファで素敵なお庭を眺めながら待っていたら、お抹茶が!これはとても嬉しい…!久々のお抹茶にほっこり~(∩ˊ꒳ˋ∩)
和三盆のお干菓子も美味しくて、って帰りたいな~とおもったら、次の日には売り切れていました…残念( iдi )
日本海を望む
部屋に案内されて窓の外を見ておぉ…と感嘆の声を上げたのは眺望。仲居さんが説明してくれてたけど、気もそぞろに窓の外を見てました(w)
日本海!!荒い感じなのか新鮮!ちょっと黒い太平洋の海で海水浴をしていたイヌマル(茨城といえば、大洗とか阿字ヶ浦です)沖縄の青さともまったく違う海の表情に、これは魚が美味しいに違いないと勝手におもうのでした。そして夕食のお魚は本当に美味しかったです…日本海のお魚、美味しいわぁ…
波打ち際で散策していい感じ~っておもったんですが、このあと曇ってしまって夕日は見れませんでした…残念じゃ!
日本海の波打ち際で戯れる
せっかくだから~と窓から見るだけじゃなくて日本海を近くでということで、旅館の下駄を借りて海へ~~~(スニーカーだったけど砂が入るのはちょっとね…っておもってたので、下駄を借りれるのありがたい!!)
青黒ぐらい海の色に日本海の荘厳さ(っていうんかしら?とにかく難しい漢字、画数が多い感じの)印象を受けつつ波打ち際、ぎりぎりまで近づくチキンレースをイヌタ氏と催しつつ、写真を撮ったりして日本海を堪能。
そしてもちろん。
ハートを湯野浜海岸に残しましたとも!!!次は忘れないようにスライムも描かねば…!
海岸からみた旅館『遊水亭いさごや』さん。近いから海水浴シーズンは人気の旅館だろうよねぇ…
ちょっと遊んでるうちに日が暮れてまいりました。落ちる日がキラキラ反射してまぶしかったです。夏も終わりだねぇ…
この時は晴れてて夕焼けが楽しみだわ~って思ってたけど、部屋に戻ったら曇ってしまい…見ること叶わず…またどこかでキレイな夕焼けに会うとしましょう。
遊水亭いさごやさんの湯野浜温泉
海風にあたって体が冷えちゃったので旅館に戻って温泉へ~月水湯と吟水湯の二つ。日によって、お風呂は男女入れ替わります。
お邪魔した日は、男性が月水湯で、女性が吟水湯でした。
吟水湯はこんな感じ(ホームページからお借りしました)。日本海をを見れるのは月水湯のほうでしたでした(^^)
亀の湯!名前だけで長生きのご利益もらえそう。初めて聞く温泉地だったんですが、海沿いに旅館があって日本海を眺めながら入る温泉、最高でございました(^^)湯上りはしっとり~~朝風呂で月水亭のお風呂をいただいたのですが、朝の日本海を眺めながらのお風呂はとっても贅沢な気持ちになりました。父母と栃木の芦野温泉行って以来だから半年ぶりかなぁ…(そうだ、ブログ書こう<己用メモ)のんびりできて気持ちも癒される時間になりました。
夕食
浴衣でお食事どころへ~
お部屋に通される間にも、素敵な器だったり花入れが飾られています~
ではお夕食いただきます~!
メニューもしっかり。これまたまた素敵なお料理、いただきますっ!!
山形の食材をふんだんに使ったコース。そして素敵なのは、テーマが現在、過去、未来と分けられていること!どんなことだろう?っておもいながら、楽しみました~
食前酒「出羽三山の御神酒」と一緒にいただくのは「過去 月山 懐かしい郷土の味」。郷土料理のむき蕎麦から~
お蕎麦のように長くなくて、そばの実をゆでたかんじかな?実を噛むときのぷちっという触感が楽しくて美味しいです。
カゴの蓋をはずして出てきたのは、ただちゃ豆にイ貝、庄内三元豚フィレ肉。一口で食べるのが惜しいわあ~~~
「びゅう(JR旅行商品)」からの予約ということで、だだちゃ豆の塩茹がサービスされました。嬉しい…だだちゃ豆、枝豆の中でも味が濃くてお酒が進みます…w
続いて、「現在 羽黒山 新鮮な海の幸」
日本海といえば、海の幸!!お待ちしておりました。海の幸。美味しい庄内浜地魚盛り合わせ。身が引き締まって歯ごたえあり、ぷりっぷりなお刺身。お魚のお味も濃くて、美味しい…。新鮮なお魚、食べちゃうとスーパーでお刺身を買うの躊躇しちゃうわ…
続いて暖かいお碗は、天口の煮付け。
天口ってメバルなんだねぇ。っていっても、メバルってどんな味だっけ?と言われると、まだまだ未熟者のイヌマルには味の表現ができません…あっさり淡白な白身であった記憶はあります。煮付けの味がしっかりとしみていて、ご飯もいただきたくなる一品であたことは確か…
続いて、「未来 湯殿山 ハイカラに」
鱸の塩焼き、雲丹サバイヨンソースかけ。和食なのにフレンチっぽい!結構、おなかが満たされつつあったけど、お料理を口へ運ぶ手は止まりませんw
これでメインのお料理は終わり…と思いきや、最後は庄内三元豚のしゃぶしゃぶ~~~わぉ!
イヌタ氏に少し分けさせてもらって全部いただきました。三元豚、あっさりしてるけど豚の味もしっかりて美味しかったです。
山形の美味しい食材を過去、現在、未来と頂いてまた来ねば、と思った次第です。
で、三元豚のしゃぶしゃぶで終了ではなく、最後にお食事と水菓子!
お食事は、冬瓜と河豚潮汁、香の物、そして浅利ご飯!
この浅利ご飯がまた、浅利のお出汁が絶妙で…おなか一杯なのにおかわりしたいぐらい…!!本当に入りきれないほどだったので、お代わりは見送りましたが、お昼の海里でいたいただ懐石がなかったらお代わりしてたとおもいますw
最後の水菓子は、「山葡萄ソース掛け パンナコッタとバニラアイス」でございました。山葡萄って山形有名なのかな?海里で途中下車した道の駅笹川流れで買った日本海ソフトクリームにも山葡萄のお塩がかかってたし。気になるところ…
あとで調べたら出羽三山って「生まれ変わりの旅」をするという信仰があるんですね…初めて知って驚きました。
もう少し年を重ねたら、50になる時とか(人生100年時代と言われてるからちょうど半分だし!<著るチンNへの私信。韓国も行くけど、こっちもどうだろう?)あるいはお世話になっている友達の50歳祝いで旅に出るのもありかな、っておもいます。
美味しいご飯をいただき、もう一回夜に温泉へ…って思ったんですが、朝も早かったのと美味しいお酒をいただいてしまったので、イヌタ氏と二人、朝まで撃沈しました(w)
こちらで一旦区切り!お付き合いありがとうございました!次はクラゲ展示の世界一【加茂水族館】を振り返りたいところです。
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